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メンタルヘルス用語集

共感疲労

きょうかんひろう / 別名: 二次的外傷性ストレス

共感疲労とは

つらい状況にある人への共感や、災害・事件のニュースに触れ続けることで、自分自身の心が消耗してしまう状態のことです。

共感疲労は、他者の苦しみに寄り添い続けることで生じる心の疲れを指します。もともとは看護師や支援職に見られる現象として研究されてきましたが、災害報道やSNSでつらい映像・情報に繰り返し触れることで、直接被災していない人にも同様の消耗が起こりうると指摘されています。

「自分は被害を受けていないのにつらいのはおかしい」と感じる必要はありません。ニュースやSNSを見る時間を意識的に区切る、信頼できる情報源だけに絞る、休息と楽しみの時間を罪悪感なく取る、といったセルフケアが対処として紹介されています。

サインとしては、ニュースを見たあとに眠れない・涙もろくなる・無力感が続く・些細なことでイライラする、などが挙げられます。災害や事件の報道が続く時期に「画面を閉じたあとも心がざわざわしている」と感じたら、心が情報を処理しきれていない合図かもしれません。感じやすいこと自体は、共感する力がある証拠でもあります。

無力感への対処としては、「自分にできる小さな行動に変換する」方法が紹介されています。信頼できる窓口への寄付、自宅の備えの点検、身近な人への声かけなど、行動に移すと「見ているだけのつらさ」が和らぐことがあります。ニュースを見る回数と時間帯を自分で決める情報との距離のとり方も、あわせて有効とされています。

看護・介護・保育・相談業務など、日常的に人を支える立場にある人は、構造的に共感疲労が蓄積しやすいとされています。この場合、「自分のケアは職務を続けるための業務の一部」と位置づけ、定期的な休息、同僚と気持ちを話せる場、仕事と離れる時間を意識的に確保することが重要だと紹介されています。支える人にも、支えられる時間が必要です。

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参考情報

※ 本ページは一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療の代わりになるものではありません。

心身の不調が続く場合は、医療機関や公的な相談窓口にご相談ください。

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