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メンタルヘルス用語集

コーピング

こーぴんぐ / 別名: ストレスコーピング

コーピングとは

ストレスに対処するための意図的な行動や考え方の工夫。問題そのものに働きかける方法と、気持ちを整える方法の大きく2種類があるとされています。

コーピング(coping)は「対処する」という意味の英語で、ストレスの原因やそれによって生じた感情に、意図的に対処しようとする行動全般を指します。ストレス心理学では大きく、ストレスの原因自体を解決しようとする「問題焦点型」と、生じた感情をやわらげる「情動焦点型」に分けられます。

重要なのは、コーピングの引き出しを多く持っておくことだとされています。深呼吸・散歩・人に話す・好きな音楽を聴くなど、自分に効く対処法をあらかじめリスト化しておく方法は「コーピングレパートリー」と呼ばれ、ストレスマネジメントの基本として職場のメンタルヘルス対策でも広く紹介されています。

具体例を挙げると、問題焦点型には「上司に業務量を相談する」「調べて手順を変える」「人に手伝いを頼む」など、情動焦点型には「深呼吸をする」「湯船につかる」「友人に気持ちを話す」「好きな香りをかぐ」などがあります。さらに、出来事の受け取り方を見直す「認知的コーピング」(例:この失敗から学べることを探す)も、コーピングのひとつとされています。

レパートリーづくりのコツは、質より数だと言われています。「0円でできる」「5分でできる」「家でできる」「外でできる」のように条件別に持っておくと、状況を選ばず取り出せます。同じ方法でも効く日と効かない日があるのは自然なことで、効かなかったら次の札を切ればよい、という気軽さが続けるうえで大切だとされています。

自分に効く札を見つけるには、試したコーピングと前後の気分の変化を簡単に記録する方法が紹介されています。「散歩10分→気分が2点回復」のようにメモしていくと、状況ごとの相性(職場では呼吸法、家では入浴が効く、など)が見えてきます。効果の感じ方は人それぞれなので、他人に効く方法より、自分の記録に残った方法を信頼するのがポイントです。

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参考情報

※ 本ページは一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療の代わりになるものではありません。

心身の不調が続く場合は、医療機関や公的な相談窓口にご相談ください。

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