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メンタルヘルス用語集

レジリエンス

れじりえんす / 別名: 心の回復力

レジリエンスとは

困難やストレスに直面したときに、しなやかに立ち直る心の力のこと。生まれつきの性質ではなく、後から育てられる力とされています。

レジリエンスは、もともと「弾性・復元力」を意味する物理学の言葉で、心理学では逆境やストレスから回復する力を指します。折れないことではなく、「へこんでも戻れること」がポイントで、竹のようにしなる強さに例えられます。

レジリエンスは固定的な才能ではなく、考え方や習慣によって高められるとされています。具体的には、完璧主義をゆるめる、小さな成功体験を積む、頼れる人間関係を持つ、感情を言葉にする習慣を持つ、休息を戦略的に取る、などが要素として挙げられています。

誤解されやすい点として、レジリエンスは「我慢強さ」や「鈍感さ」とは異なります。つらさを感じないことではなく、つらさを感じたうえで回復までの道筋を持っていることが本質だとされています。落ち込むこと自体は弱さではなく、回復のプロセスの始まりと捉えられています。

育て方としては、出来事そのものではなく「出来事の受け取り方」が感情を左右することに気づく練習、達成できる小ささに刻んだ目標で成功体験を積むこと、困ったときに頼れる人を複数持っておくこと、自分なりの回復の儀式(散歩・入浴・音楽など)を決めておくことなどが挙げられています。一度に全部ではなく、ひとつずつ足していけば十分です。

回復の速さは人と比べるものではない、という点も強調されています。同じ出来事でも、受けた影響の大きさや回復にかかる時間は人それぞれで、時間がかかることは弱さを意味しません。自分の回復パターン(何日くらいで、何をすると戻りやすいか)を知っておくと、落ち込んだときに「いつもの経路で戻ればいい」という見通しが持て、それ自体が支えになります。

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参考情報

※ 本ページは一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療の代わりになるものではありません。

心身の不調が続く場合は、医療機関や公的な相談窓口にご相談ください。

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