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メンタルヘルス用語集

アンヘドニア

あんへどにあ / 別名: 無快感症・快感消失

アンヘドニアとは

以前は楽しめていた趣味や活動に喜びを感じられなくなる状態。うつ状態のサインのひとつとされ、「何をしても楽しくない」という感覚として現れます。

アンヘドニア(無快感症)は、好きだったことへの興味や喜びが薄れてしまう状態を指す心理学・精神医学の用語です。「休日に好きなことをしても心が動かない」「おいしいものを食べても感動がない」といった形で自覚されることが多く、怠けや性格の問題ではなく、脳の報酬系の働きが一時的に低下しているサインと考えられています。

慢性的なストレスや疲労の蓄積で一時的に生じることもあれば、うつ病の主要な症状のひとつとして現れることもあるとされています。数週間以上続く場合や、生活に支障が出ている場合は、ひとりで抱え込まず専門機関への相談が推奨されます。

よくある現れ方としては、「週末が来てもうれしくない」「好きだった音楽をただ聞き流している」「楽しみにしていたはずの予定が面倒に感じる」などが挙げられます。感情が動かないこと自体に落ち込み、自分を責めてしまう人も少なくありませんが、多くの場合まず必要なのは反省ではなく休息だとされています。睡眠と休養を数日単位でしっかり確保するだけで、感覚が少しずつ戻ってくることもあります。

回復の途中では、「楽しめたかどうか」ではなく「やってみたかどうか」を基準にするのがコツとされています。以前好きだった活動を5分だけ・ワンコーナーだけのように小さく再開し、感じたことを短く記録しておくと、心の動きの回復に気づきやすくなります。楽しさを採点しないことが、再開のハードルを下げてくれます。

相談の目安としては、休息をとっても数週間にわたって楽しめない状態が続く場合や、食欲・睡眠の変化、強い落ち込みを伴う場合が挙げられています。アンヘドニアはうつ状態の中核的なサインのひとつとされているため、「疲れているだけ」と長期間様子を見続けるより、心療内科・精神科などで一度相談するほうが回復の近道になることがあります。

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参考情報

※ 本ページは一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断・治療の代わりになるものではありません。

心身の不調が続く場合は、医療機関や公的な相談窓口にご相談ください。

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